一人の場合に一番安くて安心な空港ワイキキ間の交通手段
こんにちは。
空港ーワイキキ間の移動は何を利用していますか?
タクシー、Uber (ウーバー)、Lyft (リフト) のようなライドシェア、バス、シャトル、リムジン、貸し切りシャトルなど様々な選択肢があります。家族や団体ならチャーターが安いし、少人数ならUberも良いですね。一体どのサービスがおすすめなのでしょうか。
今回は少しニーズが狭いかもしれませんが、私自身が毎回よく悩む1人渡航のケースを考えてみます。
今回の記事のケース
✔ 1人でハワイ。
✔ できれば英語でやり取りしたくない。
✔ ダニエルKイノウエ国際空港 (ホノルル空港)からワイキキ・アラモアナ方面のホテルやコンドミニアムへ送迎してもらう。
✔ スーツケースは2個。
結論からお伝えしますと、今回の話の主役はHISハワイとロバーツハワイの空港ワイキキ間送迎となります。癒着はなく実体験のみのご報告となりますので、インターネットブログの参考程度にとらえていただければ幸いです。
人数が多ければ得するものが多いですが、これに関しては人数と料金のかけかたによります。X台数あたりなのか、X人数あたりなのかで異なりますので、誰もがこれが一番ということはないかと思われます。
一番安い送迎方法は?
ザ・バス
空港からワイキキまでの1人当たりの料金が圧倒的に安いのがザ・バス (路線バス) です。
1人旅でバックパッカーなら利用される人も多いかと思います。
ザ・バスのデメリット
✔ スーツケースは乗せられない。
✔ 時間がかかる。
ザ・バスはとにかく乗車時間が長く、時刻表に合わせなければならないため、時間的ロスが大きいです。
また、スーツケースのような大きな荷物は乗車不可能となります。
ザ・バスのメリット
✔ 安い。
✔ 途中下車できる。
圧倒的な安さは一桁ドル。ランチやカフェのために途中下車もできるメリットもうれしいですよね。
しかし、ここで私はスーツケースを2個持っているのでザ・バスは利用できません。
最も早くワイキキに到着できる交通手段は?
タクシー・Uber・Lyft
最もワイキキに早く到着できるのは、人数が多いとお得な移動手段ライドシェアサービス群です。
昨今では高いといわれるタクシーでも格安送迎サービスも存在します。
UberやLyftの違いは、Lyftのほうが若干フランクで安いという感覚でよいかと思います。ハワイにUberは多いですが、Lyftはアメリカ本土ほど多くはありません。でも、慣れている方には大変うれしいサービスです。
ここではUberとLyftのみに焦点を当てて考えてみます。
Uber・Lyftのデメリット
✔ 1人だと割高。
✔ 複数人だと大きい荷物が多い場合は乗らないことがあるので注意。
✔ 小さな子ども連れにはチャイルドシートが必要。
Uber・Lyftのメリット
✔ 仲間内や家族で乗合だと安い。
✔ 貸し切り。
✔ 待ち時間あまりない。
✔ ダイレクトに目的地に着く。
✔ 目的地に融通が利く。
慣れている方には重宝されるUberやLyftです。しかし1人だとこれに加えてチップがありますので、少し割高ということでパスしました。
一番安い送迎シャトル型サービスは?
スピーディーシャトル (Speedi Shattle)
タクシー・Uber・Lyftは、時間は待たないけど1人だとちょっと高いし、一番安いザバスは大きな荷物がある場合は乗ることができません。
ツアーバスが安心だけれど、1人旅の私はツアーでは予約していません。
そこで人気の交通手段が空港間送迎シャトルです。
その中でもスピーディーシャトルは、公式サイトから往復で予約すれば、日本語で予約できるサービスの中では最も安いのが特徴です。
また、ホノルル空港コオリナ間送迎、空港カハラ送迎も行っている安いサービスです。
※空港ーコオリナ間は2020年現在ベルトラでの予約と公式サイトの予約は同料金でした。
以前はこのスピーディーシャトル一択で利用をしていました。
私が利用していた3年間では日本人観光客は1人も見かけませんでしたが、サービス内容や安全性はほかのシャトルと変わりません。
スピーディーシャトルのデメリット
✔ 現地では基本英語。
✔ 待ち時間が長いときがある。
✔ チップは礼儀としてはずみたい。
日本で見かけるシャトル送迎のサービスは大手代理店関連や日本人のスタッフがいることが多く、現地でもある程度日本語でやり取りができます。
しかし、たいしたやり取りはないですがスピーディーシャトルはすべて英語です。
待ち時間はタイミングによります。
同じ時間帯に乗る人が重なればある程度集まってから。予約がなければ1人でも出発します。
また、基本的にアメリカではサービスに対してチップを渡す慣習があります。YOUたちはチップをかなりはずむのですが、それをうかがう私が情けない。
本来は「荷物1個に対していくら」ではありません。心づけですので重さやサービスの対価として渡しています。
スピーディーシャトルのメリット
✔ 安い。
✔ 融通が利く。
✔ 待ち時間はほかのシャトルより短い。
スピーディーシャトルの最大のメリットは融通が利くことです。
私の友人はカパフル地区 (ダイヤモンドヘッド付近) に住んでいるとき、空港ワイキキ価格で自宅の目の前 (戸建て) に停めてもらっていたそうです。
ホテルやコンドミニアムもマイナーだったり、少しだけワイキキから離れていても、ある程度伝えれば停める場所も融通が利くのがうれしいですね。
この辺りがローカルの会社の良さです。
一番おすすめの交通手段は?
というわけで私が今回利用したのがHISの送迎シャトル。帰りがロバーツの送迎シャトルです。
HIS送迎シャトル・ロバーツハワイ送迎シャトル
シャトルのなかで一番安いのがスピーディーシャトルでしたが、数ドルしか変わらないし、チップを含めると他のシャトルと変わりません。たまには他のも利用してみようということでベルトラで予約してみました。
HISシャトルの欠点
✔ 並ぶ。
✔ 待つ。
✔ ハワイ感がない。
さすが日本の大手旅行代理店の名前がつくサービスだけあって、日本人観光客が大勢利用しています。ツアー客もこのシャトルを利用する人が多いとのことで、その数は長蛇の列になることが少なくありません。
でも、それだけ安心感に包まれているのですから想定内でいきましょう。ここはハワイです。
ハワイ感がないと書きましたが、スピーディーシャトルは運転手とお客さんや、初対面のお客さんどうしが楽しそうにお話をしていて、海外来たなぁという雰囲気いっぱいなのですが、HISはシャトル内がとーっても静かです。仲間内でもひそひそとした会話。ドライバーも無言です。
でも仲間内やカップル、家族でわいわいの中に自分1人ぽつんもちょっとさびしいですけれどね。
HISシャトルの安心なところ
✔ 利用者はほぼ日本人のみ。
✔ 受付や案内は日本語。
✔ 日本企業のサービス内容。
なんといっても日本語でやりとりできるところが安心です。
そして付録のクーポンや広告、ガイドなどが無料でもらえちゃいます。この辺りが日本のサービス感にあふれています。
HISシャトルの所要時間
並びます。
受付が済んだら、空港の外のエスカレーターを上がって2階の乗り場へ向かいます。
順番にかたまって呼ばれ、数人単位で移動します。
私が到着したときはたいていおおよそ出発までにかかる時間が30分~ほど。
それから約40分前後でワイキキの各ホテルを順番に停車。
空港のゲートを出てからホテル (コンドミニアム) に到着するまでだいたい1時間半を見積もっていると良いかもしれません。
もちろん到着便の時間帯や時期によってかなり前後しますし、ワイキキでどのタイミングで下してもらえるかでも前後します。
HISとロバーツハワイの違い
なぜ行きはHISで帰りがロバーツ?と思った方もいるかもしれません。
単純に往復割引がなかったので、行きは一度利用してみたかったHISで、帰りはHISより当時1ドル安かったロバーツを選んだだけなのです。
特に細かい理由がなく申しわけありません。
HISとロバーツの違いはほとんどありません。
基本的に運転手はローカルの方ですし、バンの大きさは変わりません。
ただ、日本人利用率でいえばHISが100%に近いことに対して、ロバーツはローカルの会社。海外のYOUたちも含みます。
書いてはみましたが、すぐにサービス内容は変わってしまうため参考にはならないかもしれません。
✔ HISは日本の観光会社 (正式にはハワイに置かれているHISハワイです。)
✔ ロバーツハワイはハワイの観光会社
✔ 車体デザインが違う
✔ 利用者層が違う
✔ 母体運営会社が違う
✔ クーポン内容が違う
✔ ラウンジ利用などのオプションサービス
サイトがバラバラだと比較が難しいため、観光ツアー予約サイトベルトラで比較してみるとわかりやすいかもしれません。
HISの詳しいサービス内容はこちら
ロバーツの詳しいサービス内容はこちら
チップについて
HISシャトルもロバーツシャトルもチップ不要と書いてありますが、チップを渡すと非常に喜ばれます。以前、とても手厚い対応をしていただきました。最後には最高の笑顔でバイバイしていただいて、私自身も気持ちの良い思いをしました。
不要と書いてあっても基本的にチップは渡すことにデメリットはたいしてありません。日本円にして100円玉1~3枚分です。不要とあるならほんの気持ち程度でよいのです。
ハワイに来たらスマートに格好よく過ごしてみたいですよね。
スピーディーシャトルにいるときには「チップはいくらだ~」とか考えて周りのふるまいをうかがう情けない自分でしたが、HISではなんだかその後1人で勝手に気分の良い1日を過ごせました。
✔ 情報は2020年1月現在です。
✔ 内容は流動的です。
✔ 個人の経験をもとにした記事ですので、参考程度にとらえていただければ幸いです。これをきっかけにより良いサービスに出会えることを願います。