ハワイアンジュエリーのパイナップルの意味とは

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ALOHA。
みなさんはハワイアンジュエリーと聞くとどのようなデザインを思い浮かべるでしょうか？
プルメリアやハイビスカス、波をイメージしたスクロールやウミガメ、よく見かけるデザインにはそれぞれの意味を持ちます。

今回はパイナップルのデザインをモチーフにしたジュエリーのお話です。
パイナップルに意味なんてあるの？と思われるかもしれません。
そうですね、ホヌやプルメリアに比べたらパイナップルは少々商業的な作為を感じる意味合いも強く、決して同列に扱うことができないものです。

しかし、ハワイアンキルトにも描かれるこの魅力的な植物も切り離せない存在となりました。せっかくなのでパイナップルの歴史も学んでみましょう！

ハワイとパイナップルの歴史と関係

ハワイのパイナップルハワイではパイナップルが簡単に育ちます。赤土の少ない水で育つパイナップルは、さとうきびプランテーション時代の次に登場したハワイの産業の主役です。
現在ではドールのパイナップルが有名ですよね。ハワイではドール以外でも何種類ものパイナップルの生産が行われています。有名なのはマウイ島やラナイ島でしょうか。

パイナップルの数

パイナップルには白いパイナップルや小さいパイナップル、赤いパイナップルなど様々な種類があります。
ちなみにハワイのスーパーで売られているパイナップルは日本で見るパイナップルの1.5倍以上はある大きさです。
みなさん1本買いして自分で解体して、葉っぱの部分は水につけておくんですよね。そうするとすぐに根が出てきます。ただし食べられる実が成るまでは3年はかかります。

パイナップルの歴史

1882年 (日本では明治時代) にジョン・キドウェルが、原産地である南米からパイナップルを持ち込んでプランテーションを設立したのが始まりと言われています。

時を経て1901年。そしてジェームズドールがオアフ島のワヒアワ地区にハワイアンパイナップルカンパニーをを創設。実はジェームスドールはハワイ共和国大統領となったスタンフォードドールの甥っこです。
1940年ころには世界のパイナップルのシェア80％を占めていたと言われるほどになります。
この写真に見える地面はみーんなパイナップル畑。

ドールのパイナップル畑現在はワヒアワのパイナップルは縮小。
これからはワイアルアコーヒーが徐々に盛んになってきています。ワヒアワはオアフ島の高台に位置しています。この温暖な気候の中の丘陵がコーヒー栽培に適していると言われています。

ドールってハワイの人の名前なのね。それにしても80％ってすごい！

ハワイアンジュエリーとしてのパイナップルの意味

パイナップルのピアス少ない水とやせた土でも育つパイナップルは強い生命力と恵みの象徴です。
暖かい気候に太陽を浴びればすくすくと成長してその恵みは大きくなります。

ハワイアンジュエリーではその存在から、富の恵みや繁栄を意味すると言われることがあるそうです。
しかしパイナップルはいずれハワイの人々にとっての大切な産業として根付き、ハワイに訪れる人々をおもてなしたものであることから感謝の気持ちとしてあらわされるようになったと言われています。
これがハワイアンキルトにもデザインされる由縁となります。