ハワイの文化・伝統

ハワイアン雑貨店やフラ教室、ロミロミサロン、ツアーを開いている方々へ

現在、新型コロナウイルスの影響で私が経営しているお店はハワイからの入荷が困難な状況にあります。
入荷だけならまだ良いのですが、売り上げはダダ下がり。
ロミロミサロンやフラ教室、そしてハワイでツアーを営んでいる方々は、自粛休業せざるを得ないところも多いかと思います。
収入がゼロになった人も多いかと思います。

そしてハワイアン雑貨やハワイ商品を取り扱っているお店の需要も下がっていることと思います。

ハワイの状況

✔ 新規感染者数は少ない
✔ 自粛はさらに続く (2020年4月現在)

この新型コロナウイルスの感染だけを見た場合、ハワイの現地状況は決して悪化はしておらず、新規感染者は一桁まで落ち着いています。
しかし、LikeLike Drive Inn (リケリケドライブイン) など老舗が閉店してしまう事態が発生しており、「これからも引き続き取引ができる」「終息したらまた買える」とは限りません。

日本の状況

一方日本では本当に人それぞれのとらえ方が違い、一概に言えません。
しかしたとえ「日本は大丈夫、日本人は大丈夫。」と思っていても、海外の人からは関係ありません。

最も懸念されることは、このままずるずるですとハワイへ入国ができない、という状況になりかねません。

終息の目途は経っていない

✔ 不安なのは終わりが見えないこと

オアフ島は感染者が0人の日があるにもかかわらず、4月21日にもハワイ州は先1か月間の自粛延長を決定しました。

この新型コロナウイルスがたとえハワイ州のみで終息したとしても、ほかの州や国で完全に消えなければまたもとに戻ってしまいます。
そのため、完全な0の状態がしばらくの間続いてはじめて経済が動き、他地域間の移動も可能になるものだととらえています。

その時期がいつになるのかわからない。

これが今世界共通の不安だと思います。

職を失う人も増えるでしょうし、会社は売上ゼロのまま従業員の給料は払わないといけないのですから、大企業であっても一気に閉めてしまう可能性があります。

ひとそれぞれ事情も違いますし、その人の立場になってみないと「こうですよ。」という言葉は言えません。

もし今ハワイ関係で経営をしている人がいるならば、「私も不安は同じです。一緒にがんばりましょう。」としか言えません。

今できること

✔ とにかく新型コロナウイルスには感染しない。
✔ そしてほかの病気にならない。
✔ 普段できないことを粛々と行う。

これができるだけで十分。きっとなんとかなる。そう強く思っています。

私が不安を強く感じた時にすること

私が不安を強く感じた時にすること

✔ 紙に書くこと。

紙切れの左半分に今感じている不安を箇条書きにします。
右半分にどうしたら不安がとり除かれるのかを書きます。
右半分の中の自分でコントロールできる部分を行動し、コントロールできないところはもう対象外、やりようがないので不安の事案のとらえ方を変えます。

紙に書くと心が整理されて少し落ち着きます。

ハワイの人々から学ぶ考え方

私がモロカイ島に行った時の話。

モロカイ島は何もありません。

でも、その何もないというセリフはあくまで日本人の私から見たもの。モロカイ島には自然が豊かにあり、生命も息づいています。

モロカイ島で暮らす人々はハワイアンの血が入った人が多いです。

彼らは自給自足して、その日家でご飯を食べられることに感謝をし、自然の中でフラを舞う。楽器をかきならし、昇る太陽、沈む夕陽、海、満天の星空を眺める。

日本では決して当たり前にできない暮らしがそこにあります。

もモロカイ島の虹

モロカイ島はなにもない島。
遊びも買い物も食べるところも選択肢が少ないです。

でも、私がモロカイ島に暮らす人と接したとき、その「選択肢の少ない暮らし」がいかに自分を豊かにしていくのかを学びました。

今まであって当たり前だった数々の豊かなものに制限がかかり、行動にも選択肢がありません。しかし、今家でご飯を食べることができ、明日青空を見上げられるのであれば、それが生きる上での十分な幸せだと感じました。

私がそこで得たものは、日本の日常ではめぐり逢えなかったものでした。

きれいごとですが、ハワイが好きな方ならきっとほんの少しでも伝わるはず。

今一度大切なこと

先の見えない世界。世界のさまざまな地域でこれはずっと繰り返されてきました。
戦争、内戦、流行の病、災害。
日本だって今生きている人でも味わったことのある人がいるくらい最近のこと。

その時その場にいる人は、外の情報がわからず、先に見えない人生を歩んでいます。
それでも何かのきっかけで人々は進み、また歩き出します。

だけど今はインターネットがあります。
オンラインで世界中がつながり、情報を共有し、親しい人とも話すことができる。
オンラインは悪い影響ばかり目立ってしまうけれど、今こそ認め合い、尊重し合い、共有するときじゃないかなと思っています。

正直言って不安です。

でも愚痴を言っても変わらないし、文句を言っても何も解決しません。
一時的な心の安定を得るだけ。

ただ今は、できることをして毎日に感謝できるように生活したいと思います。

同じ分野に足を突っ込んでいる方々へ。
どうか辞めないで。この苦境を乗り越えましょう。

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