ALOHA。
新型コロナウイルスCOVID-19の感染拡大が終息しない昨今。
みなさんお身体と心の状態はいかがでしょうか?
ロミロミマッサージセラピストにとってこの問題は死活問題。
新型コロナウイルスは、完全に消えない限りずっと共にあるという認識で生活をしていかなくてはなりません。
✔ ロミロミセラピストだけど営業できない。
✔ 営業したからといってお客さんが来ない。
✔ 広告費だけが費やされてしまう。
✔ どう対策したら良いかわからない。
そんな疑問を少しでも考えるきっかけになりますよう、興味のある方は少しだけお付き合いください。
この状態がいつまで続くのか悩みと不安が尽きないかと思います。
結局は「受ける側・行う側の安心感を追求すること」しか答えはないのかなぁ、と私も正直どうしたらよいのかはっきり言うことができません。
ただ、私のような素人が違った視点で書くことによって、少し、ほんの少しでも何かのきっかけになればと願い、このような記事を書かせていただきました。
そこで、日常生活での新型コロナウイルス対策と比べながら考えてみました。
あくまで個人的な考察です。公式のガイドラインではありません。
参考程度にお願いいたします。
ロミロミサロンを営業しても良いの?
✔ 営業は規制されていない。
2020年7月現在、ロミロミサロンなどのリラクゼーションサロンの営業に対する規制はありません。
ガイドラインは下記のURLよりご参考ください。(下記は2020年7月現在。状況により更新されますので、Google検索などで要チェック。)
営業した場合に起こりうるリスク
1. お客さんが感染していてその影響を受けるリスク。
2. 自分が感染するリスク。
3. お客さん経由でほかのお客様に感染が広がるリスク。
4. そもそもお客さんが来ないリスク。
この中で上3つが最も恐るべきリスクかと思います。
一番下はただ経費と時間、広告費などだけが浪費される状態です。
そして、サロンを営業する上で最もあとをひくのが1番上。
お客さんが感染していてその影響を受けるリスク
感染経路は100%断言できるものではないので言い切れませんが、自分がどんなに気をつけていてもお客さんがどのような生活と活動をしているかはわかりませんので、そこからウイルスをもらう可能性がります。
自分だけならまだしも・・。
怖いのは自分の身体や家族にうつすこと。
そしてお店をやっていく上ではそれ以外にもリスクがあります。
風評被害
誰が誰がという話になった場合、感染経路がわからない以上噂でサロンの名前が広がる可能性があります。
そうなった場合は、ただお客さんが来ないだけでなく、その先も営業しづらい状況になりかねません。
リスク回避のために行うこと
「とにかく感染しないようにする」というのは多くの人が行っていることです。
たとえそれを前提にしても感染の濃厚接触者になってしまった場合でも、あらゆる対策によってその影響を小さくすることができます。
感染対策の徹底を全面に打ち出す。
大企業ですらこのことに尽きるかと思いますが、どこでもやっているが故に意外と落とし穴があります。
新型コロナウイルス感染対策を具体的に行う
ポイントは「具体的に」ということです。
多くの場所で行われている対策
アルコール消毒
換気
体調不良の自己申告
私が今までに感じた対策で、正直疑問を持っているのが検温とアルコール消毒、あとは自己申告だけの対策です。
新型コロナウイルスは無症状患者もいれば、体温が微熱程度で発症する人もいます。
そして自己申告は強制にできません。
では、どうすれば良いでしょうか?
セラピスト1人で営業している個人サロンを想定して、できるだけ感染対策のみを重視して考えてみました。
想定ロミロミサロン
普段は予約が入れるだけ入れる。
部屋は個室。
予約は電話またはオンライン。
具体的な対策
参考になる対策を並べてみました。
受け入れ人数を1日1人~2人までにする。
午前に1人、午後1人といった感じで予約制限を作り、消毒や掃除、対応に余裕が生まれることで感染を防ぐ効果が見込めます。
また、「ちょっと変だな?」といったお客さんが記憶に残りやすくなり、もし万が一ということがあっても感染経路を追いやすくなります。
「1日1人~2人なんて!やっていけない!収入はどうするの?」
と思われるかもしれませんが、感染して営業できなくなったり風評被害を被ったりするよりは良いですし、何よりアピールポイントになりお客さんの不安も少し取り除けて来店しやすくなります。
休店日を営業日の間に設ける。
こちらも予約制限に似ています。
「営業日|休業日|営業日|休業日」といった時間的な空間を作り、新型コロナウイルスの定着時間や潜伏期間の時間稼ぎを行います。
また、何かあっても休業日が入っていれば対応する余裕ができます。
収入こそ減りますが、フル稼働で営業してもお客さんは来るかどうかわかりません。
むしろフル稼働でオープンしているとかえって敬遠してしまう人も多いかと思います。
うちはこんなに対策していますという具値的なアピールは必要かと思います。
感染対策を徹底していることを伝える。
実施している対策を具体的でわかりやすくPRすることは集客につながります。
しかし、来てくれたお客さんにも改めて感染対策に神経を使っていることを伝えます。
これはお客さんを受け入れるフィルターになり、もし万が一「熱がありちょっと具合が悪いけど風邪ぎみ程度だから来た」というようなお客さんを拒否しやすくなります。
そのために、来店してすぐに感染対策のことを伝える方が良いかと思います。
検温とアルコール消毒は実施する。
日本人の平熱は高く、37度ほどだそうです。
発熱ラインの37.5度を基準にするところが多いですが、それに加えて平熱+1度だとアウトというようなスタイルも取り入れても良いかもしれません。
そのために体調チェックリストに平熱記入欄を作り、記入しつつ検温してもらうのが良いかと思います。
アルコールは入店時に一番先にやってもらいます。
体調チェックリストを書いてもらう。
体調チェックリストは各施設で行われているロミロミの体調チェックリストとは別に先に記入します。さっと項目を考えてみました。
具体的な症状「咳・熱・のどの痛み・だるい・下痢・関節が痛い・くしゃみ・鼻水・鼻の奥が痛い・味覚に異変がある・においがしない」
平熱 ( ℃)
検温 ( ℃)
家族やいつも会う人で体調が悪い人 (悪そうな人) はいますか? はい・いいえ
過去2週間の行動に当てはまるもの 人が多い場所に行った・誰かと食事した・閉鎖的で人が集まる場所に行った
感染者が出た場合や疑いのある場合にご連絡します。緊急連絡先電話番号______ (任意)
参考程度なのでもしこれも盛り込みたいというものがあったら入れてみてください。
あくまで簡易的なチェックです。個人情報に関わることは不要です。
徹底するなら使用済みのペンは使用済み専用箱に入れてもらいます。
これでここまでは一切接触せずにすみます。
周辺に体調の悪い人がいないかのヒアリングをする。
体調チェックリストを作らない場合でも、なるべく本人に改めて確認してもらいたいのが、周囲の状況です。
本人は無症状である可能性もありますし、これから何かあるかもしれません。
記録を取ることで「何かあった時のために」なります。
トイレは使用不可にするか使用後は毎回消毒する。
ロミロミですとトイレ使用不可は厳しいかと思います。
そのために予約人数を減らし、トイレ管理を徹底できるようにします。
トイレは常に換気状態にします。
トイレは毎回使用後に下記を消毒します。
床。
スラッシャーなど水を流す手が触れる部分。
トイレットペーパーホルダー。
便座。
スリッパ。
施術は口だけフェイスタオルやマスクをお願いする。
セラピストがマスクを行うのは簡単ですが、快適な状態になってもらうためにマスクをしてもらうのはなかなか難しいです。
せめて鼻は開けた状態なら受け入れてもらえるのではないでしょうか?
万が一話しても、咳をしても、くしゃみをしても、ある程度の飛沫を抑えることができます。
ハワイ柄のおしゃれなフェイスタオルでも良いですね。
以上、このような感じで書いてみましたが、これがすべて正しい訳ではありません。
あくまで素人が考えたひとつの考察ですので、みなさんのさまざまな意見をもとにより良い対策を行えることを願っています。