フラのお話

フラダンスのレイを買うときのポイントや注意、選ぶチェックポイント

「フラの花のレイを買いたいけれど近くに実店舗がない。」
「インターネットで注文して思ったものでなかったらどうしよう。」
「何を基準に選べばいいのかわからない。」

今回はフラのレイ (特に花のレイ) を買うときに、見ていくポイントや注意点をまとめてみました。

 

設定は「はじめて買う」ということに重きを置いています。
何度も買われている方は素材からモチーフのバックグラウンドなど、難しいところまで気づきがあると思います。参考程度に見ていただければ幸いです。

こんにちは。
フラを知って間もない頃、いやそれ以前の私は、
「フラダンスとは派手な花の首飾りをして踊っている」というくらいの感覚しかありませんでした。

しかし実際にフラを目の前にしてみるとその奥深さは素人の私にもわかるほど。
日本で見る選ばれた人たちのフラと、ハワイで見る市民に浸透したフラもまた違うものでした。

ただ、共通して言えることは衣装もレイも本当に種類が多いことです。
そのフラの衣装やレイを買うとき、みなさんはどうやって選んでいるのでしょうか?
実際に購入された方の声と私自身の意見を交えながらご紹介します。

値段について

予算を決めたいところなのですが、ひとまず値段は最後に考えます。

レイは100円~数百円で買えるものから数千円もするものまで様々です。
中には安いセット販売で何本も入っているものもあります。

安いレイと高いレイでは何が違うの?
やっぱり質やボリュームが違うの?

と思われるかもしれませんが、一概には言えません。

なぜなら、中国製で安いけれど質が良いものもありますし、ハワイ製は全体的に値段が高めの傾向があります。
ボリュームがあっても安いものもありますし、ボリュームが少なくても繊細で色合いがきれいなものもあります。

その他のチェックポイントを選んでいると必然的に2~3択になってくることが多いかと思いますので、値段は最後と考えています。

レイを買うときのチェックポイント

1. カラーを選ぶ
2. 花を選ぶ
3. デザインを選ぶ
4. ボリュームを選ぶ
5. 長さを選ぶ
6. 素材を選ぶ
7. 値段を選ぶ

カラーを選ぶ

はじめてのレイはテーマカラーや好きな色から選んでみましょう。

レイを買われる方からの質問で多いのは、「何色のレイが欲しい。」ということでした。

え?バックグラウンドやテーマがある「花」から選ぶ方が良いのでは?
と思うこともありますが、それはもう一段階レベルアップしてから。

というのも、白系・黄色系・オレンジ系・ピンク系・赤系・青系などさまざまな色の系統がありますが、同じ花でもいろいろな色をそろえていることが多いのです。
例えばプルメリアでも白もあれば黄色やピンクもあります。
造花ならでは真っ赤なプルメリアの花のレイもあります。

まずはとっかかりとしてハラウ (チーム) で色を決めてみたり、好きな色を選んでみるのが良いかと思います。

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花を選ぶ

花を選べば、「色+花の名前」で検索・問い合わせすると商品を見つけやすくなります。

フラでよく見る代表的な花

プルメリア
ハイビスカス
オーキッド
スパイダーリリー
オヒアレフア
ローズ
ピカケ
など

花もお好みで決めても良いですし、踊るフラのイメージ合わせるのも良いと思います。

例えば、アロハオエは華やかなハイビスカスやプルメリアより、オヒアレフアやピカケの方がいいかな?なんて。

先にカラーを選んでいれば、あとはその花に希望のカラーがあるかどうか調べるのですが、どうしても希望の色が無い場合もあります。
ここで「花」と「カラー」の優先度が決まります。

やっぱり花を中心に考えたいという流れになれば、色を後に決めることもできます。
一番初めに選んだカラーはあくまでとっかかりですので変更は自由にできます。

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デザインを選ぶ

フラのレイのデザインパターン

同じ花でもデザインが大きく異なります。

例えばプルメリアの中では花びらの凹凸が再現されているものもあれば、ペラ1枚の布というものもあります。

同じローズやピカケなどでも、スクリューになっていたり、間に葉っぱが噛ませてあったりとデザインにバリエーションがあります。

もしかしたら一番悩むのはこの項目かもしれません。

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ボリュームを選ぶ

フラダンスのレイのボリュームの違い

いよいよお店や商品、値段によって差が出てくる項目にきました。
ターゲットがある程度決まればあとは見た目です。

・華やかでボリュームのあるもの
・つつましく品があるもの
・繊細でささやかなもの

同じカラー、同じ花のレイでも商品によって様々です。

インターネットで探す場合は写真の見た目からも判断できますが、実は写真よりも実際のボリューム幅や花の大きさなどがサイズ記載されていると参考になります。

ボリュームがあって安くても、ボソボソごわごわしているものもあります。
こればかりは実際に手に取って見なければわからないので仕方がないですね。
お店によって「柔らかさの度合い」が紹介されている助かりますね。

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長さを選ぶ

フラのレイの長さ比較

レイには短いものから長いものまでさまざまな長さがありますので、慎重に選びましょう。

・ロングレイは女性であればおへそのあたりから下まで垂れさがるものが多いです。
・通常のレイはおへそから上くらいが多いです。
・チョーカーは首の周りに輪っかのようになっているものが多いです。

もちろん身長や体形にもよりますが、おおざっぱにくくると以上のようなイメージです。

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素材を選ぶ

今までの項目を選択した上で、素材は選ぶ選択肢がないかもしれません。

素材によって一長一短あります。モチーフによってどの素材になるかもある程度決まってしまうこともあります。

シルクレイ

やわらかい繊維の素材です。
半面ほつれやクズがバラバラ出やすいものが多いです。

ポリエステル

最も多いのがポリエステル加工のレイです。
ポリエステルと言ってもその中にシルクレイも含まれることが多いですし、やわらかい素材から固い素材までさまざまあります。

繊細で薄い加工のポリエステルはやわらかいですが、ほつれが出やすいです。
ほつれにくい丈夫なポリエステル加工は、固いものが多いです。

生花

生の花でできたレイもあります。
ハワイでは店頭で気軽に買うことができますが、日本でもハワイでも造花よりもずっと高価です。

生花を選ぶ時点で、この素材項目が最優先となるかと思います。

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値段を選ぶ

いろいろな条件をクリアして探してみると、たいていは希望通りのレイが1つ見つかるか見つからないか、ということが多いです。

しかし幸運にも2~3種類似たような商品に出会えたら、最後は予算を見て買うのも良いかと思います。

基本的に値段は品質に比例することが多いですが、ある程度予算に合わせることも必要です。

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