フラのお話

天然ククイナッツのレイやブレスレットの値段が高いのはなぜ

ALOHA!
ククイナッツのレイやブレスレット、アクセサリーには天然の実 (本物の実)と人工製品 (主にプラスチック製の実)があります。用途によってそれぞれ利点も欠点があります。

本物の天然ククイナッツの実
ククイナッツのレイの天然ククイの実とプラスチック製の違いククイナッツの実はどのようなものでできているのか、プラスチック製を見分けることはできるのかを紹介しています。また、ククイナッツレイやブレスレットなどのアクセサリーにおいての天然の実とプラスチックのメリット、デメリットも紹介しています。...

お店によって大きく値段が変わるククイナッツレイですが、その品質や天然か人工製かによっても値段が変わります。特にハワイで職人によって伝統的な技法で丁寧に作られたククイナッツは値段も高価になります。

スポンサーリンク



 

ハワイでのククイナッツレイの相場

ハワイで売られているククイナッツは日本で買うよりもずっと安いですよね。

プラスチック製か本物の実かでも変わりますが、ロングサイズで1本おおよそ3ドル~6ドルも払えば本物のククイナッツレイを買うことができます。

一概には言えませんが、ハワイではいたるところで安く手に入るククイナッツのアクセサリーですから、あえて値段が高めのものはそれだけ品質や玉の大きさにこだわっていると言えます。

ではどのような点に着目して値段と品質を見比べたら良いでしょうか。

本物の実か

人工製なのか天然のククイの実なのかは、なかなか区別がつきませんよね。

本物の天然ククイナッツの実
ククイナッツのレイの天然ククイの実とプラスチック製の違いククイナッツの実はどのようなものでできているのか、プラスチック製を見分けることはできるのかを紹介しています。また、ククイナッツレイやブレスレットなどのアクセサリーにおいての天然の実とプラスチックのメリット、デメリットも紹介しています。...

形・割れが無いか

天然の実なので、ひもを通す部分には多少の割れは多くの実に見受けられます。しかし形がいびつ過ぎて不自然だったり、あまりにも割れが酷い場合など、注意してみてください。

大きさが均一かグラデーションか

例えばレイで実の大きさが均一だと、首元がごつごつして浮いてしまいます。レイの中には首元(リボンの結び目)に近づくにしたがって小さい実になるグラデーションタイプもあります。この方が見栄えはスッキリとします。

実の大きさはどうか

実の大きさはだいたい2cm~2.5cmほどがメジャーだと思いますが、大きさはどちらが良いかではなく、お好みによって選んでみてください。なお、レイの場合は首元からだんだん実が大きくなるものもあります。

自然のシミがあるかどうか

着色していないククイの場合、その実の風合いも異なります。シミと書いてしまうと語弊がありますが、シミがある方が好きという方も多いですし、まっさらなきれいな肌色の方が良いという方もいます。これもお好みですね。

塗料の塗り具合はどうか

塗料にムラがあると表面がぶつぶつしています。

リボンを通す穴付近の彫りはどうか

穴の周辺も多少の傷や割れがあるものが多いですが、彫り具合の美しさも気になる方はチェックしても良いかもしれませんね。

日本で買うと値段が高いのはなぜ

品質の良いマハロハナのククイナッツ

では日本ではどうでしょう。
中身や製法は抜きにしても、それなりのものを選ぶとおおよそ1,000円前後かそれ以上しますよね。

ではなぜこれほど値段が高いのでしょうか。

輸入が大変

まず輸入するに当たって手間やお金がかかります。

壊れやすい

生のククイナッツは輸入で生検が必要ですし、加工されたククイの実は中身が空洞なので、割れるリスクがあります。大切に緩衝材で包む必要があり、衣類のように圧縮できないのが難点です。

重い

また思いのほか重いのもネック。
もし大量にスーツケースに入れて持って帰ろうという方がいたら、重量とスペースを余計に取ることを考えなくてはなりません。

管理に気を使う

気候条件

すべての地域が同じ条件ではありませんが、日本の気候は高温多湿の夏と、激しい乾燥の冬。そして朝晩の気温差が極端です。

一年中おだやかな気温でからっとした気候のハワイとは決定的に違います。

天然のククイの実の場合は、自然に発生するカビや割れに注意しなければならないため、保管環境にも経費がかかります。

保管場所もとる

保管条件を選ばなければならないため、それだけ保管スペースもとられます。

ククイの栽培をしていない

日本ではククイの実をわざわざ栽培して出荷しているということはあまり聞かないですよね。森の中に行けばいくらでも自生しているよ、なんてこともありません。
ですから生産量が違います。
※ここであえて首を突っ込むと、ハワイよりもフィリピンなどの東南アジアの方が生産量が多いようです。

日本では国産としてククイのアクセサリーを作るのは大変ですから、なおのことお値段が高くなるのですね。

品質選び

これはすべてのお店に限ったことではありませんが、ククイの実の大きさや色合い、品質や自然の風合いなどにランクを付けて販売しているお店もあります。

ハワイにしろフィリピンにしろ、大量の天然のククイの実を手作業で加工するので、職人によって技術も出来具合も異なります。また、実の大きさは思ったよりも違いますので、複数本購入されるときはぜひ見てみてくださいね。

ハワイでは見た目よりも心

しかしながらハワイではあまりこだわる部分ではありません。大切なのは自然の実を加工して大切にされること。マナをも感じるククイが自分だけの形となって表れる心の部分を大切にとらえているからです。

しかし日本では大きさや形の不揃い、色合いの違いやシミなどを気にされる方も多いのではないでしょうか?
特にインターネット販売のように手に取ってみることができなければ、ある程度の品質レベルを事前に知ることができるのは助かりますよね。

レベルで分けているというのはそれだけ手間がかかるということになります。

一番伝えたいこと

どの値段で購入しても、あっちの方が安かったなぁとか、こっちは高いのに見た目はそうでもなかった、なんていうことはあまり思わないでほしいということです。

職人が選んだその実を一本一本繋いでいくことと、その延長線上にあなたがいるということ。
地面から育ったククイの実が縁あって訪れたことだけでも、心にとめておいてほしい…そんな想いを胸に、目の前のククイのアクセサリーを大切にしてくださいね。

すべてはアロハの心から。

ククイナッツの販売店

ククイナッツを販売しているお店は、インターネットショップが便利です。

見て触った方が重みもわかりますし、傷の度合いもわかりますので、実店舗のほうが理想ですが、そんなにハワイアン雑貨を扱っているお店はありふれてはいません。

良いお店はたくさんあります。ざっと調べてみても、

✔ ハナ ハワイアン ファブリック
✔ スイートアロハ
✔ アロハハワイマウ
✔ コナコーヒー専門店Royal Hawaiian cafe
✔ アロハアウトレット
✔ マハロハナ

など、さまざまありますが、おおよその品質に差はないかと思われます。

ハワイアンパルケのスポンサーでもあるマハロハナもその片隅で販売しています。

マハロハナのククイナッツアクセサリー商品は

✔ サイズ別
✔ 実の風合い別 (色合の違いやシミ具合など)

を分けてククイナッツレイやブレスレットを販売しています。
宣伝のようで気が引けますが、もし興味を持っていただけたらご覧になっていただければ幸いです。

[wp-svg-icons icon=”cart-2″ wrap=”i”] ヤフーショッピングでククイナッツ商品を見る
[wp-svg-icons icon=”cart-2″ wrap=”i”] Amazonのククイナッツ商品を見る

ありがとうございました。

記事更新日:2020年2月7日
記事公開日:2019年7月13日

いつもありがとうございます。 ブログランキングに参加しています。 もしよろしければ応援クリックをお願いいたします。