みなさん。ハワイのお土産といえば何を思い浮かべますか?
有名なマカダミアナッツチョコレート?
ライオンコーヒー?
それともパンケーキミックス?
ビッグアイランドキャンディー?
定番のホノルルクッキー?
木彫りのティキやクマのキーチェーン?
ハワイのお土産はいろいろありますが、いざ選ぼうとすると意外とこれなら間違いない!というものは選択肢が少なくて、いつも同じになっちゃうんですよね。
でもまぁ、よくあるお土産が結局一番無難だったりします。
私の場合は結局マカダミアナッツかチョコレートかホノルルクッキーかなぁ。
でもよくハワイに行かれる方は、「毎回同じだとねぇ…」と悩んでいる方も多いかと思います。
そこで今回紹介するのは、ハワイ産にこだわった商品で公式認可を得た正真正銘のハワイ産の証となる「シール・オブ・クオリティ」です。
ハワイ・シール・オブ・クオリティ (HAWAI’I Seal of Quality)とは
ハワイ州農務局が定めた公式の制度で、ハワイにあるたくさんの農作物やハワイで作られた商品の中でも、正真正銘のハワイ産 (メイド・イン・ハワイ) のブランド名としての証です。
ハワイ シールオブクオリティ(略してSOQ)の条件
どんな基準をクリアしたものがシールオブクオリティとして認められるのかを見てみましょう。
1. 原産地がハワイ
2. 生鮮農作物 (野菜、穀物、肉や魚など)は100%ハワイ育ち
3. 加工農産物は原材料の51%以上がハワイ産
4. ハワイ州と貿易協会の定めた輸出基準に達した品質
この4つのすべての基準を満たしたものが、純粋なハワイ産としての名を語れる証「ハワイ シールズオブクオリティ」マークを付けることができます。
シールオブクオリティ商品の見分け方
農務局の審査をパスした食品には緑色または金色のシール(HAWAI’I Seal of Qualityのデザイン)が貼られています。
意外と見たことあるかもしれません。
ほら、あのくまさんのはちみつにも付いていますよ。
もちろん付いていないくまさんのはちみつもあります。そういったところで値段の差も出ていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
シールオブクオリティの代表商品
それでは、実際にどんなお土産があるのか見てみましょう。
モロカイコーヒー (Molokai Coffee)
コーヒー通をもうならせる子知る人ぞ知るコーヒーです。ハワイの中でも最もコーヒー栽培に適しているとも言われるモロカイ島の中央部の高台で作られています。モロカイコーヒー特集はこちら
ハマクア マカダミアナッツ (HAMAKUA Macadamia Nuts)
マカダミアナッツと一言で言っても、実は多くのブランドがあります。
その中でもハワイ島のハマクア マカダミア ナッツ カンパニーは100%、ハワイ産のマカダミアナッツを使用しているので、ハワイ産にこだわるならおすすめです。
カウコーヒー (KAU Coffee)
カウコーヒーはハワイ島の南部の一部で採れるコーヒーブランド。
カウ地域のカウコーヒーは、酸味が控えめで和らかな味わいです。
コーヒーは好きだけどコナコーヒーは苦手という方にはぜひ飲んでいただきたい逸品。
写真とは異なりますが、正式に認可を受けているのはカウコーヒーミルのコーヒーです。
コーヒーの場合は100%であれば全てがその土地で育ったコーヒーとなります。
キヘネ
キへネとはハワイ島が特産のお茶です。
ママキティーは、古来よりハワイアンが内蔵からくる病気の症状を和らげるために使っていたというママキの葉を使っています。
ノンカフェインで抗酸化作用が強く、肝臓にも良いお茶です。
うつ病や神経通の鎮静効果もあるといわれるので、ドクダミ茶みたいにクセがありそうですが、飲んでみると意外とスッキリした味わい。オアフ島滞在ではなかなか手に入らない品物なので、けっこう喜ばれるかもしれませんね。
マノアハニー
くまさんのボトルのはちみつもいろいろありますが、ちょっとずんぐりしたくまさんのボトルにレイを付けていたら、もしかしたらマノアハニーカンパニーのはちみつかもしれません。
価格は少し頭一つ高めですが、正真正銘ハワイ産のはちみつとして人気があります。
こちらはファーマーズマーケットでもよく見かけますね。
オリジナル ハワイアン チョコレート
またまたハワイ島から。
パイナップル型のホノルルクッキーやビッグアイランドキャンディーが有名ですが、純ハワイ産のチョコレートでおすすめはコナの名産「オリジナル ハワイアン チョコレート」です。
フォージェイズハワイの塩
今や日本でもよく見かけるハワイアンシーソルト。いわゆる塩ですね。
しかしこのフォージェイズハワイのシーソルトは純ハワイ産のシールが貼られています。
はちみつでも有名なキアヴェの木を燻したスモークや、ガーリック、チリペッパーなどのフレーバーがあります。
シールオブクオリティが
貼っていなくてもハワイ産の商品
ハワイ シールオブクオリティには上記4つの項目基準を達している上で、農務局から認可されないともらえません。
しかし、輸出基準やあえてシールオブクオリティに申請していない商品もたくさんあり、シールオブクオリティシールが貼られていなくても、しっかりハワイの土地で生まれ育ったお土産もあります。
例えば、コーヒーはその土地で育ったコーヒーが何パーセント入っているかが商品に書かれています。
100%であればそのすべてがハワイ産となります。
しかし、一見ハワイのコーヒーとしてお土産で有名なものでも、ハワイ産ではないコーヒーもあります。
余談ですが、ライオンコーヒーから出ている赤い袋のコーヒー (フレーバー) で、安いものだと「インターナショナル」と書いてあるものがあります。
この類はハワイのコーヒーが全く含まれていないものが多いです。
インターナショナルは各地のコーヒーのブレンドのため、細かく産地の記載がありません。
多くは中国産、またはブラジル産となっています。
「ああ、ハワイの香りがするわぁ」と思っていたらハワイのコーヒーが1粒も入っていないものである場合が多いので気を付けてみてくださいね。
もちろんライオンコーヒーでは、コナコーヒー、カウコーヒーなどの100%ハワイ産のコーヒーも扱っています。
RARE HAWAIIAN ハワイ島の白いハチミツ オーガニック ホワイトハニー
ハワイ島産のはちみつで、世界最高級と称される白いはちみつです。
こちらは100%オーガニック製法のはちみつです。
カウアイコーヒー
カウアイコーヒーはハワイ諸島の中で最も形成が古い島、カウアイ島で栽培されたコーヒーです。
ガーデンアイランドと言われる島で、雨量の多さと長年にわたり培われた土壌が、ほかのハワイで採れるコーヒーとは一味違ったコーヒーを作り出します。
こちらは、カウアイコーヒーカンパニーのカウアイ島原産コーヒー。
酸味が少なくて万人受けする飲みやすいコーヒーを楽しむことができ、アイスにしてもホットにしても申し分ない味わいが特徴です。