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ハワイのスーパーの買い方の流れと値段表記一覧|日本のお店との違い

アメリカのスーパー店内

ALOHA。
みなさんはハワイのスーパーで買い物をしたことがあるという方も多いかと思いますが、レジの利用や値段の見方に戸惑った方はいませんか?

✔ 結局値段がいくらになるのかわからない。
✔ 買い物用のカゴが見つからない。
✔ レジの並び方やレジでの対応がわからない。

ここでは、ハワイやアメリカ本土でスーパーに入ったところから買い物をしてお店を出るところまでの流れを簡単に紹介します。

お店の入り口での注意

✔ 大きな荷物を持っている場合はロッカーへ預ける

お店の入り口ではセキュリティーがいるスーパーも多いです。私たちが行きやすいところでいえば、例えばウォルマートやドン・キホーテ、コスコ (Costco) など。
観光ついでなのでいっぱい大きなリュックやバッグを持っていると、
「ねえねえ君。こちらへ荷物預けてね。」もしくは、
「ちょっとだけ中身見せてね。」
と呼び止められることがあります。

これは安全上の仕事のようなものなのであまり気にしないようにしましょう。

ウォルマートなどはロッカーが備わっていて、そこに預けることができます。

カゴが見つからない

ハワイでは困ることはほとんどないのですが、アメリカでは小さなカゴを用意していないスーパーも多いです。

ハワイでもウォルマートなどは何人かカゴを持っているのに、どこにあるのかわからないというときもあります。

カゴが置いてあるお店と場所

ウォルマート…レジ付近に重なっている場合や、もう一方の出口付近に重なっていることがあります。カゴが欲しいときは一番初めにレジ裏を物色するのが私のルーチン。
ABCストア…入り口付近と店内。
ドン・キホーテ…入り口付近。
ホールフーズ…入り口付近。
セーフウェイ…入り口付近。
ロス (ROSS) …入り口付近。
TJMaxx…入り口付近。

と、ハワイのスーパーは観光客も多いせいか、ほとんどのスーパーで小さなカゴが置かれています。

値段表記や単位の違い

パイナップル97セントだって!
ぶどうこんに入ってるのに2.89ドル?
ほうれんそう高い!

パっと見そんな印象を抱いてしまうアメリカのスーパーの値段表記。
実はここには日本との大きな違いがあります。

アメリカのスーパーは量り売りが基本

✔ 日本は個数売りが多い。
✔ アメリカは量り売りが多い。

日本だと多くの場合、ブロッコリー1個、たまねぎ1袋 (1個)、バナナ1房などまるごと単位で売られていますよね。
でもアメリカ (ハワイ) では量り売りが基本です。つまり1グラム何円という売り方。

もちろん1袋などという売り方をする場合もあります。
日本と違うのは、その比率が日本と逆ということ。つまり日本は基本1個・1袋・1パック単位ですが、グラム売りをするお店や部門 (精肉など) もあります。
アメリカでは基本計り売りで、個数単位で売る場合もある。

という比率です。

量り売りのうれしいところ

✔ ほしい数だけ買える。
✔ 量に応じた値段になる。

日本だとブロッコリーは大きくても小さくても値段が同じ。バナナも、しいたけも、じゃがいもも。
量り売りのうれしいところは、「小さければ小さいなりに安くなる」ところ。

かしこい買い方

キャベツの周りの部分はいらないという場合も、レタスの傷んだところもはぎ取れば安くなります。
そして、バナナなどは欲しい本数だけ割って買えるところです。1本だけほしい場合も1本分の値段で買えます。

ちなみにパイナップルはウォルマートのように1本いくらというお店もありますが、量り売りも多いです。
葉っぱ分損じゃない?と思われるパイナップルの葉は、ほとんど重さが変わらないのであまり気にしなくても大丈夫です。

ハワイのスーパーの計り

売り場にはたくさん計りがありますので、ぜひどんどん活用してみてください。

アメリカと日本では単位が違う

✔ 日本はグラムやリットル
✔ アメリカはポンドやガロン

ここで出ましたまたややこしい問題。

日本ではグラム売りという言い方になりますが、アメリカではポンド売りとなります。
グラムとポンドは重さが大きく違うので、知らずに一見するとハワイの物価が異常に高く感じたり、安く感じたりするのですが、冷静に計算すると妥当な値段になります。

「しいたけ7ドル!高い!」→しいたけは1個数グラムですので、実際1ポンド (何十個) 買う人は少ないと思います。

表記が違う

✔ 1pound=1LB=453.6g=100gの4倍ちょっと

さらに混乱するのが、ポンド (Pound) と書いてあるところが少ないところ。
ポンドはLBと表記する場合が多いです。

日本の100gあたりの値段に換算する方法

1LBの値段を1/4以下にします。

1LB10ドルだったら、100g4.5ドルくらいになります。
1ドル110円だと500円くらい。

これには本当に苦労しました。「3For 何ドル」とかいう表記が多く、何のことかさっぱりわからなかったのです。

ハワイ(アメリカ)のお店の値段表記と単位

$〇.●● (〇ドル●●セント)
LB. (1LB=453.6g)

EA. (1個あたり)

BAG (1袋あたり)
GAL. (1gal=3.78L)

floz. (1 floz=30ml)
□ FOR $● (□個買って●ドル)

□ BUY GET △ (□個買うと△個無料)

主に見かける値段表記となります。

$〇.●●

〇ドル●●セント

間に点「.」が入ると、何点何ドルという言い方をするのですが、点以下の数字はセントのことです。
「.」が書いていない場合も多く、その場合はドルが大きく、セントは小さく書いてあります。

例)
$2.74 =2ドル74セント
$0.91 =91セント
799 =7ドル99セント

LB.またはlb. Per Pound

1LB=1pound=453.6g

LB.とはポンド (Pound) と同じです。

ハワイのパイナップルの値段

例)
$5.99 lb. =1LB (453.6g) あたり5.99ドル。
$0.91 lb. =1LB (453.6g) あたり91セント。
$1.00 Per Pound =1LBあたり1ドル。

EA.またはEACH

1つあたり

日本でいう1個の値段です。

ハワイのスーパーの値段EA.

例)
$5.99 EA. =1個5.99ドル。

□ FOR $●

□個買って●ドル

基本的にその数だけレジを通さなければ値引きされません。が、例えば「2FOR何ドル (2つでいくら)」という売り方は、セーフウェイなどのスーパーでもよく見かけますが、1つだけレジへ持って行っても、半額にしてくれているお店もあります。

2FOR7ドルの意味

例)
2 FOR $3 =2つ買うと3ドル
5 FOR $10 = 5つ買うと10ドル

□ BUY GET △

□個買うと△個無料

1 BUY GET 1 =1つ買うと1つ無料でもらえる

例)
1BUY GET1 =1つ買うと1つ無料
2つで1つ分の値段になる。2つレジに通さないといけません。
3BUY GET2 =3つ買うと2つ無料
5つを3つ分の値段で買えるということです。この場合5つカゴに入れましょう。

試食ができるところも多い

✔ なんでも試食可能なスーパーもある。

日本では馴染みのないセルフ試食。
実はアメリカのスーパーでは自分で開けて試食していいよ、というスーパーもあります。
「あの人急にお店のもの食べたよ!」
なんて驚くこともありますが、ちゃんと試食用として出しています。

有名なのがホールフーズ。

高級スーパーなのに・・・と衝撃を受ける人もいるかと思いますが、これは正当なサービスなのですね。

もちろん店員が試食販売を行っている場合もあります。
アメリカ人はお互いよく声を交わす文化なので、試食販売の方に何か聞いたり、しっかり「Thank you」とお礼をする人が多いです。
もしいただく場合は、「ハロー」などと言っていただき、黙ってもらって去っていかず、「センキュー」と言えるとお互い気持ち良いですよね。

レジでの対応

1. 商品を置く。
2. カゴは手前にしまう。
3. マイバッグを広げて出す。
4. お金を払う。
5. 声かけにスマートに答える。

商品の置き方とマナー

アメリカのスーパーのレジのカゴ置き場とベルト

一番大きく違うのは商品を置くところ。
自分のカゴに入った商品は大きいものでなければレジのベルトの上に置きます。
そして置き終わったら、隣の人との区切りの目印になるバーを置きます。
バーはレジの人側に置いてあるので、勝手に取ってOK。

小さいカゴを使った人は、多くの場合レジの手前にカゴ置きスペースがあるので、そこにしまいます。

自分の番になったら店員さんに「ハロー」か「アロハ」を言えると気持ちが良いです。

レジで必ず聞かれる質問

✔ 袋は必要ですか?

アメリカは買い物するときの袋は有料です。

レジの店員さんに「Need a bag?(ニーダバ?)」などと聞かれることがありますが、これは袋はすべて有料だけど袋は必要?という質問です。
マイバッグ持っている?という聞き方もあります。
聞き方がいろいろあるので、イエスノーで答えると全く反対の意味になることもあります。

その前に・・。

自分のバッグをレジに置いてしまうのがおすすめ。
これでもう何も言われなくなります。

アメリカでは店員さんが袋に詰めてくれる

アメリカではスーパーの店員さんがすべての商品を袋に詰めてくれます。
有料袋でもマイバッグでも。

お金の払い方

アメリカのスーパーでの支払いは主に以下の4つ。

✔ デビットカード
✔ クレジットカード
✔ 現金
✔ 小切手

アメリカはカード社会。多くの人がカードで支払っています。
私が使用していたのは銀行の口座残高と連動しているデビットカード (クレジットカード兼用)。
レジで現金も下ろせます。
クレジットカードを使用する人も多いですが、現金払いは割合的には少ないような気がします。

カード払いの方は、慣れている方はピッピッしている間にでも自分でカードを選択し、スキャンまでしてしまいます。

カード払いのやり方はいろいろ機械によって異なるので割愛させていただきます。

現金で払う場合

私はいまだに何が何セントかわかりません。
だけど、現金で払う場合は色が違う1セントと10セントだけはいつでも出せるように装備していますが、こればかりは本当に慣れません。

残念ながらアメリカではおつりのキリが良くなるように現金を出す人は少ないです。
例えば1075円に対して、1105円で払う人もいますよね。
そういう払い方はちょっと「ん?」となるようです。
カード社会と現金社会ならではの違いですね。

また、わりと普通に日本のお金で払おうとする方もいるのですが、日本のお金を受け付けているお店は少ないのでご注意ください。

店員さんにスマートに挨拶

✔ 最後はThank you!を忘れずに。

アメリカ社会は知らない人と声をかけ合う文化です。

レジを打つ前などは、わりと高い確率で、世間話的なことや、どこから来たの?いつまでご滞在?など言われることがありますが、日本と同じように最後は「Thank you!(ありがとうございます)」「Have a nice day!(良い1日を過ごしてね)」のようなことを言われます。
コンビニでもスーパーでも商店でも、アメリカ人ならほとんどの人が「Thank you!(ありがとう)」や「You too!(あなたもね)」などと声を返しています。

レジの店員さんと別れるときはぜひ「センキュー」か「ユートゥー」とこたえてみてください。

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