フラダンス用品をハワイのフラグッズ専門店で買うメリットとデメリット

アロハみなさんこんにちは。
フラを愛するみなさんにとって、ハワイでフラを踊るのは一度は思うひとつの目標であり憧れであり、夢ではないでしょうか?
でもフラを踊るのに華の舞台でなければならないなんてことはありません。
ワイキキ近くのカピオラニ公園だって良いし、早朝にビーチで踊っても良いのです。
アロハの心がハワイの地とつながって、新しい何かを感じることができるかもしれませんよね。

このページを読んでいる方は、そんなフラの本場ハワイでフラダンス用のレイやハクを買ったことのある人も多いのではないではないでしょうか?
みなさんは普段フラグッズをどこで購入されていますか?
日本だとなかなかフラダンス用品を扱う実店舗ってないんですよね…。
クムから購入される方も多いかと思いますが、インターネットで購入されることもあるのでは?
クムからおすすめを購入する場合は信頼できますが、インターネットだとイメージと違うことも多々あるかと思います。

買ってみたらしょぼかった。
変に粉や繊維が舞った。
ほつれがひどくて思ってたのと違う。
いやそれ以前に高いでしょ。

今回はハワイでフラグッズを買うメリット、注意しておかないといけないことも含めご紹介しますね。

ハワイでフラグッズを買うメリット

実店舗で手に取って品を見て回れる

クムやフラ仲間おすすめのフラグッズを購入するにはそれぞれの意味があります。もちろんクムが実際にその商品を見て私たちに紹介してくれていますし、クムや教室への想いが込められたものもあるでしょう。
しかしインターネットで自分で購入するとなると少し不安。
色はモニターによって大きく変わりますし、ボリュームや質感は実際に身に着けてみないと分かりませんよね。楽器は音の鳴り方も違う。
一見同じ商品に見えても、お店によって値段が全然違い、なんでだろうと思いながらも安い方を買ってみたら安いなりのものだったなんてよくある話です…フラに限ったことではありませんよね。同じ見た目の商品でも品質がけっこう違うことが多いです。

ある程度細かい数字や評価などで判断されるかと思いますが、インターネットショッピングはちょっと不安という方は、ハワイに行って実際に触ってみることができます。

本場ハワイの感覚を知ることができる

なんといってもハワイでフラ用品を買うことだけでも気持ちが変わりますよね。
実際に本場で流通している品物を手に取って、質感や色味を見ることができます。

今はフラグッズもパウスカートを中心に日本製の商品も多いのですが、ここハワイではハワイの人のデザイン感覚やハワイで好まれるカラーバリエーションを知ることができるのがメリット。
生粋のメイドインハワイもあれば、ハワイのメーカーがプロデュースして海外で制作している商品もあります。
正直言うと製造地がどこであれ、「良いものは良い」という一言に限るのですが、ハワイで見て買うとなれば心持ちが違ってくる人も多いのではないでしょうか?

メイドインハワイを安く買える

特に自然素材を利用したものは、ハワイ産そしてハワイ製に少々重みが出ます。
シェル(貝)はお祈りをしたもので制作されたり、ハワイ産の木材を使用したり、たとえ東南アジア産の素材であっても、ハワイの職人さんによる制作は、フラにや自然に対する気持ちの入り方が、外国とはまた変わってくるかもしれません。
そんな縁で手に取ったものなら、みなさんも少し違った意味で手元に持っておきたくなるのではないでしょうか。

メイドインハワイ(ハワイ製)もしくはハワイ産となると、格段に日本で買うよりも安く買うことができるかと思います。

ハワイの素材はハワイの気候でこそ維持されるもので、日本の気候下での維持管理にはそれ相応の環境が必要ですので、その辺だけ心の片隅に置いておいてくださいね。

日本で買うよりも安い

一番の違いはこれに尽きるかと思います。
これは輸入品全般に言えることですが、輸入には手続きや関税、消費税、輸送量がかかりますので、必然的に日本では販売価格が高くなります。
2025年時点では、原材料費も上がり、輸送費も上がり、さらに円安。
輸入すると日本円換算した金額に日本の消費税10%もかかるんですよ。
ハワイで消費税4.7%を払っているのはわかります。しかし日本で消費税10%を日本に払うのは不思議。

そのリスクが無いのがハワイでの現地販売。
ハワイで値札を見ると多くが日本の価格よりも安いのではないでしょうか。
さぁ、これを見ると日本はぼったくり、ハワイで買う方が良いね!
となるのが私。
では本当にそうなのでしょうか。

ハワイでフラグッズを買うデメリット

ハワイの専門店に行けばもちろん日本で見かける商品価格より安いものが多いです。
しかしそれにはちょっとしたトラップがあります。

英語

多くのお店はローカルに根付いた卸売りを行っています。観光地にある流行のショップではありませんから、ほとんどが英語でやり取りをしなければなりません。
もちろん要望や郵送手配なども英語でのやり取りになりますので、英語がネックだという方にはハードルが高いかもしれません。
1個買うつもりが「1ロット」単位だったとか、
1ダース12個での販売からだったりとか、
英語でやり取りすることで簡単に解決する問題も、一苦労なんてことがありますね。

最小購入単位

先ほどの説明にもありましたが、
1個で買いたいのに12個単位だよ、なんてことになる場合もあります。
卸売り中心のお店の場合、小売価格と卸売価格が違うことも多いです。
結局取引契約を結んでいないとさほど安くないとか、
そもそも円安の煽りで少数買うと、結果高くなっていたとか、
そんなトラップにかからないように計算してみましょう。

目的の物がないケースもある

フラ専門店と言えど、それぞれの得意分野があります。
いざフラ専門店へ行っても、アクセサリーが欲しかったのにパウスカートやムームードレスしかなかったとか、思うようなアクセサリーが無いなんてこともあり得ます。
ドキドキしながら入りづらいお店にGOしたのに、だまーって出ることになる・・・その気まずさは私だけ?

荷物が想像以上にかさばる

これは私も経験あるのですが、いっぱい買っていけばインターネットで注文するより送料もかからないし安いと思ったら、想像以上にボリュームがあって帰りの荷物は段ボール箱4つ追加したことがあります。これには本当にまいりました。
その時はスーツケースサイズで1箱15,000円くらい追加料金がかかり、手間もひどいものでした。
手に取って見て買えるメリット、つまり現地に行くまで見て買えないということですので、どのくらいの荷物になるのかを予測して行っても、けっこう買い込んじゃいます。

送料が高い

では荷物を送ってもらったらどう?とも思いますが、いわゆる輸入会社の悩みの一つ、送料問題ですね。送料が高いのです。
また、大きめのダンボール1個に入れて送ってもらっても日本の空港でストップがかかることもあります。それが次の問題です。

関税、消費税がかかることもある

日本で販売目的での個人輸入はもちろんですが、ある程度の金額を超えても関税や消費税がかかることがあります。それは郵送で送ってもらっても、自分自身で運んでも同じです。
関税というのは、素材ごとにパーセンテージが決められています。コーヒーやはちみつなどは関税が非常に高いです。
消費税というのは、ハワイで購入したのに日本でも日本の消費税がかかります。これが一番大きいですよね。ハワイと日本でダブルの消費税が取られるのです。

生検に引っかかると面倒

生の素材やククイの実をもって帰りたい、という方もいるかもしれません。
しかし、自然素材は時には細菌や虫などの問題をクリアしているかどうかの証明が必要になります。
これがトップレベルで面倒。
観光で行ったはずなのに、まるで通関業状態。
これでは本末転倒。
生検とは少し離れますが、ハワイのシェルレイ(貝殻)やホラ貝、流木など、勝手に持って帰ってはならないぞ~、お祈りと自然への許可が必要だぞ~というような話を信じるか信じないかは別に、フラに通じる方がそのうしろめたさを感じながら持って帰ってくることはなかなかできないのではないでしょうか。

 

ハワイでフラグッズを買う前のチェック項目

そうなるとハワイで買うことはそんなに思い描くほど安くないということがわかります。
ちょっとしたものだけであれば良いですが、専門店では一般向けのセールを行っていないお店もありますし、販売価格が卸値よりも高いこともあります。

そうなるとインターネットではいつでもほしいものが手に入るメリットがあり、手間や送料なども含めれば相応のお値段であることがわかりますね。

ハワイでフラグッズを購入する際は、大荷物になることも予想しながらあらかじめ計画を立てておくとよいですね。
また、フラ専門店によっては扱う分野がそれぞれ異なっています。目指していったフラ専門店では目的のものがなかったなんてことも考えられますので、おおよその得意分野は調べておいた方が良いかもしれませんね。
良いお品物と出逢えるよう願っております。

情報内容について

内容は2019年現在の情報です。

ハワイアンパルケは基本的に管理人が経験した話、ローカルの友人から聞いた話、個人的に調べたこと、カルチャーガイドから教えてもらった話をもとに、ハワイにまつわるお話を書き記しています。

100%でなくてもいい、より多くの人たちの力で、ハワイの歴史文化を伝え、考え、その良さを共感できたら…
そして少しでもハワイの人たちが大切に守っていることを感じることができたら…
そのほんの片隅の読み物であれたら嬉しいです。