ロミロミ

ハワイのロミロミと日本のロミロミの違い

ALOHA。
このページを読んでいるみなさんはハワイでロミロミマッサージを受けたことがありますか?
実は私はくすぐったがりやなのでロミロミはちょっと苦手なのです。でも、次第に慣れてきてあのとろけるような感覚にいつしか眠りについてしまう…。気が付けばいびきをかいているそうです。

そんなロミロミ。ハワイと日本では人々への伝わり方もイメージも値段も、ずいぶんと違ったものに感じます。

ハワイでは州公認のロミロミの資格がある

ハワイにおけるロミロミはただのマッサージではなく、歴史と伝統の手法を持ち合わせた施術です。人によっては体格だけでなく体質、持病なども考慮した施術を行わないと、極端な話、命をおびやかすことになりかねないのです。
ですからハワイ州ではロミロミ施術を行う方には資格としてマッサージライセンスが必要です。
逆に言えばしっかりとした施術を行えば身体本来が持ち合わせている治癒力と合わせて、良い方向に向かっていくことが期待されています。
ハワイでロミロミマッサージを受けるということは、膨大な身体の知識を持ち、テストに合格した者 (セラピストと呼びます)からしか施術を受けることができないので安心ですよね。

日本で行うには資格が必要ない

日本でセラピストとして開業するにあたり、ハワイの資格は関係ありません。
そして日本にはロミロミの文化、伝統はありませんので、資格がなくても施術をすることができます。
言い換えると、ハワイで資格を持っていても土俵上は意味が無いということですので、資格が無い方でも上手な方に施術してもらえば、本当に心地よい時間を過ごすことができるのです。
ハワイで資格を取得するには例外が無い限り、アメリカのソーシャルセキュリティ―ナンバー (日本で言うマイナンバー。アメリカの住民としての番号)が必要です。
そのため、どんなにハワイでロミロミを学び、マッサージの資格を取りたくても、なかなか取得することができないものになります。
そういった現実のもと、日本ではマッサージライセンスを取得していないセラピストのお店がたくさん存在します。

では日本で行われているロミロミは嘘なの?安心できないの?
というとそんなことはないかと思います。

中にはハワイでインストラクターやクム (先生) に直接教えてもらって、資格が無くても誰にも負けないほどの腕と知識を持っているセラピストもいることでしょう。

そうそう、本来クムから直接伝えられることこそがマナを感じ、アロハの精神とともに受け継いだ理想のロミロミの姿といわれますが、ここでは多くの日本のみなさんに知っていただくため、少しくだけたお話で進めさせていただきますね。

日本でロミロミを行っているセラピストのみなさんは、このロミロミの姿を認識しているセラピストが多いかと思います。
日本では資格が無くても施術できるロミロミですが、ハワイに昔から伝わる心と知識の豊富さ、そしてその技術習得は難しいものです。だからこそ日本でロミロミを開いているセラピストは経験と知識、何よりも心を持ち合わせている方が多いと感じています。

そもそも日本においてマイナーな世界であるロミロミをやる、ということこそが強いポリシーとロミロミ精神を持ち合わせていると考えられます。

日本とハワイのロミロミ相場の違い

ハワイでは1時間1万円以上することが多いロミロミ。それに加えてチップがありますから、私が日本で描いていたマッサージのイメージからすると、「何それ、効くの?ぼったくりじゃないの?」と感じてしまいます。

実際、日本では温泉などによくあるリゾートスパ (タイ式) などは、1時間数千円もしないほどリーズナブル。働き手においても時給はそれほど高くありません。
日本でももっとマッサージが普通に浸透して、倍以上に相場が上がればいいのにと何度も思います。あまりに低く見られすぎていませんか?

もちろん、ワイキキの海が眺められる部屋でハワイの気持ちの良い風を感じながらロミロミ…う~ん、これだけでも60ドルくらい割増じゃないの?
と感じる部分もあるのですが、実はそういうお店は1時間1万円程度では済みません。

そしてロミロミはオーシャンビューのイメージのようなお店よりも、ビルの中の一室やホテルの部屋など、どちらかと言えば密閉空間で行われることの方が多いのです。
そう考えたらリゾート価格ではなく、技術料となりますよね。

日本でのマッサージのイメージ

では、なぜこのようにハワイとは異なり日本ではロミロミは「ただのマッサージ屋さん」のようになってしまうのでしょうか?
これは日本におけるマッサージへの意識の低さにあります。

まずマッサージのイメージ。
タイ式も本来は伝統的な施術ですよね。でも、タイからの出稼ぎとみられてしまうような安いイメージや、タイ式の多くは「裸になって女性がマッサージ」するという、なんとなく恥ずかしい印象があります。

そしてマッサージと聞くといやらしい風俗の方面を想像する方も多いのが現状。

若い女性が
「仕事でマッサージやっているの。」と言って、
「おお、あの伝統的なマッサージね。すごいね。」と思える人は何人いるでしょうか?

ほかにも女性軽視の社会などいろいろとありますが、マッサージという分野があまり正確に浸透していないことが考えられます。

そして何よりも決定的な原因があります。
それはマッサージ自体が日本の文化、伝統にないこと。
日本ではツボや針、灸ですよね。整骨院なども日本社会に浸透しています。
ロミロミはまだ日本の生活に入ってきて歴史が浅いですから、名前すら知らない方も多いのが現実です。

いろいろな側面で書いてみましたが、あくまでインターネットのひとつの記事、読み物としてみていただければ幸いです。
都合が良い解釈かもしれませんが、これをきっかけに少しでもロミロミが日本でも広まり、より格式高い施術となりますことを願います。

そしてロミロミセラピストのみなさん、ささやかながら応援しています。

長々とお付き合いくださり、ありがとうございました。
MAHALO。