ハワイの観光地

ハワイ島の黒砂海岸プナルウブラックサンドビーチでウミガメと遭遇

今もなお火山活動が活発なハワイ島 (ビッグアイランド)。
私が抱くハワイ島はまさに火山と溶岩、そして断崖絶壁。
私にとってそんなハワイ島は、ビーチなんてほとんどないイメージがありました。

でも実はこのハワイ島にはいくつもの種類の海岸があるのをご存知でしょうか?
全米ベストビーチの名をものにしたビーチ、誰もいない小さな美しいビーチ、緑色の砂が美しいビーチ、そして今回ご紹介する黒砂ビーチです。

今回の目的地は「プナルウ ブラックサンドビーチ (Punalu’u Black Sand Beach)」

プナルウがあるパハラ(Pahala)方面へ

場所はハワイ島の南東部。どちらかと言えばキラウエア寄りの地域です。

ハワイ島コナ国際空港から11号線 (ママラホアハイウェイ) をひたすら南へ車を走らせます。この道路はハワイ島をぐるっと回る、ハワイベルトロードとも呼ばれています。

ピーカン照りの晴天だった空港から、やや曇りがちのカイルアコナを経て、さらに車を走らせるとどんどん気候が変わっていきます。

ただの天気の変化じゃないの?と思われるかもしれませんが、景色を見ると溶岩と荒野だった景色がいつのまにか一面緑色。標高も異なり、日ごろから気候が全然違うことの証です。

見てくださいこの景色。これがハワイ島の南部の広大な景色です。
まさにビッグアイランド。

ハワイベルトロード

そして雨。南部は雨が多い。

ハワイ島南部の景色

こんな壮大な景色を行くと、また溶岩や固い土が混ざったような荒野。でもハワイ島南部の溶岩と乾いた土の中から生命の息吹が感じられる景色になりました。

ハワイ島南部の溶岩と土

最南端を越えて東へ進みます。キラウェア方面に進むにつれ、どんどん緑が豊かになっていきます。

目的の地域は「パハラ (Pahala)」と「ナアレフ (Naalehu)」の間にあります。そしてこの海岸の名前は「プナルウ (Punalu’u)」と言い、ハワイ語で「サンゴが砕け散った所」という意味があります。
ちなみにオアフ島北東部のライエの付近にもプナルウという地名があります。

ハワイ島のプナルウは真っ黒なビーチなのになぜにサンゴ…?

プナルウブラックサンドビーチパーク

Punalu’u Black Sand Beach Park

公園の入口

コナ国際空港からまっすぐ行けば約2時間。寄り道したので約2時間半以上かかりました。
プナルウはビーチパークになっていて観光地化されています。

プナルウブラックサンドビーチパーク

ALOHAの文字が迎えてくれました。空はどんより曇りだけど、気持ちは明るくて良い感じ。この公園にはトイレもあります。

プナルウビーチパークのALOHA

入り口にはハワイならではの看板が建っています。
公園の名前は「PUNALU’U BLACK SAND BEACH PARK」。
これが正式名称ですね。

プナルウブラックサンドビーチパーク

意味深げな石碑。

プナルウブラックサンドビーチの石碑

これは、ウミガメを抱き寝ている子どものモニュメント。このウミガメの石碑の意味はなんでしょう。なんだかあたたかい絵ですね。
まるでウミガメに助けられた子どもとか、ウミガメを大切にしようというメッセージか、わかりませんでした。すみません。

さていよいよブラックサンドビーチ。黒い海岸だなんて、どんなものだと思って遠くを見てみると、うわっ!本当に真っ黒。

ハワイ島ブラックサンドビーチ

そしていきなりいました。ウミガメさん。

ウミガメの甲羅干し

このビーチのウミガメに関する情報
✔ ウミガメ出現率が高いビーチです。
✔ この時の時刻は夕方近く。
✔ ウミガメには近づいてはダメ。

ウミガメはハワイではホヌともいいます。

黒砂海岸のウミガメ

ウミガメから5mくらいは距離を取ってくださいね。という看板があります。
もちろんさわってもダメ。

ウミガメに対する注意看板

ここは本来静かなビーチだったのに、ウミガメで有名になってしまい、私のようにウミガメを求めてたくさんの人に来られちゃうのだから、ウミガメさんたちも静かに寝てられません。
せめてその場から離れて景色を楽しみましょう。
ということでウミガメさん、ゆっくり休んでね。

ブラックサンドビーチのウミガメ

というか、ここにいる人たち、まるでウミガメに興味なさそうに海でのんびりしていたり遊んでいました。素敵です。

プナルウ黒砂海岸

水がまるで液体金属のように輝いて見えます。
周辺のヤシの木もなかなか見事です。

下の写真は公園を別の角度から撮影。左下に見える建物がはじめに載せたALOHAの建物です。けっこう広いですよね。

プナルウブラックサンドビーチ

黒砂といっても溶岩デショ、というイメージを良い意味で裏切るくらいサラサラの砂でした。日本の海岸でよくある砂よりも軽いのも特徴。
そして近くから見ると黒というよりは少しキラキラ明るい色合いをしています。

ブラックサンドビーチの溶岩でできた黒砂

黒砂海岸ができる理由

ハワイ島はキラウエア火山が今もなお噴火している火山島です。
もともと火山によって形成されたハワイ島は溶岩でできているのですね。
今は北東部に溶岩が流れていることでニュースになっていますが、過去には西側にも流れていたことがありました。その流れた部分はGoogleマップの航空写真でも手に取るようにわかります。

溶岩の質感

私が溶岩と聞いて抱いていたイメージは、
・黒い
・重い
・固い
・熱い

まさにこんな重く暗いイメージでしたが、実際はかなり違います。

ここの溶岩は
・光沢がある
・軽い
・もろい

溶岩は基本的に黒いのですが、とても艶やかで光沢があります。

ハワイ島の溶岩

そして意外と軽い!その軽さの理由は、溶岩の中には気泡のようにたくさん穴があいているからです。穴が無数にあいているため、思ったよりももろく崩れやすいのです。

黒砂海岸のでき方

✔ 溶岩が海に入る。
✔ 衝撃で砕けたり波で浸食される。
✔ 細かい粒子になる。
✔ 酸化したりその他の物質と混ざり合う。

溶岩流が海に入るときに爆発的な水蒸気やガスが発生し、衝撃で溶岩が細かく砕け散ったり、波で洗い流され、砂のようにより細かくなっていきます。
まるで白いサンゴの砂浜のように軽くてサラサラした黒い砂が集まっていくのですね。

ハワイ島ブラックサンドビーチ

そしてこのプナルウ黒砂海岸は、実際には少し明るい色をしています。
この光沢のある黒い溶岩は長い歳月をかけて空気に触れて酸化していきます。
また、自然に混ざり合った土とともに、だんだん明るい黒色 (どちらかといえば暗い灰色) になっていきます。
つまり新しい黒砂海岸はより黒く、歴史ある海岸は少し明るい色味なのですね。

公園での注意

✔ ウミガメに近づかない。
✔ 岩場を歩かない。

観光客が多い公園ですので賑わっています。
岩場を裸足で歩くときは滑ったりけがをしたりする可能性がありますので注意しましょう。

というわけで、美しいハワイのビーチを見てきた方にはとても新鮮な漆黒のビーチ。
黒砂海岸は他にもまだまだあります。

ハワイ島に訪れた際は、このビーチで一息ついてみませんか?

公園情報

ライフセーバー:あり
トイレ:あり
入園料:無料
駐車場:無料
所在地:96-884 Mountain View,, 96-884 Government Rd, Mountain View, HI 96771

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